最後に残るものは

「手塚治虫にハマったんですけど」

友人がふとこう言ってきた。昭和に火の鳥やブラックジャックにハマった小中学生みたいなこといいやがってからに……

「何か面白いのありませんか? 作品が多すぎて何から手を出していいのか」


私でも手を出しきれてないぞ。


「一番好きなので……」



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「これ長谷川町子と作者間違ってませんか?」

気持ちはわかるがああいった絵柄も書けるって話なだけだ。

「奇子読んでるんでアダルティックなのは時間置きたいです」

わがままだな。じゃあ……





「え? なんですかこれ」



私は未だに第二部待ってるぞ。未来人とか宇宙の設定はさておいて「最後に残るものは恋愛でも家族愛でも師弟愛でもなくて友情だと思う」と主張しているのに、親友の裏切りを描く怪作にして傑作だぞ。

友情を捨てた人間が人間不信になって、捨てられた方が友情を育むと言うね……

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